素人木戸の株式講座

<2002年8月 1日:=大引け:日経平均 =9793.51円(−84.43円)

                :TOPIX=958.59  (−6.41)

<2002年7月31日:=大引け:NYダウ =8736.59$(+56.56$)

                :ナスダック=1328.26 (−15.93)

       (為替):1$=119円87銭(2002年8月 1日 16:49現在)

アメリカの企業会計不信・景気の先行きに対する不安からアメリカ株が売られ、それに日本株が

つれ安する形が7月いっぱい続いていました。それに関連して、円高というよりもむしろドル安

が進行し、一時は1$=115円台もつけました。ここ数日はある程度、株安・ドル安が落ちつ

いてきたように思えます。今日の材料は @NTT:通話料3分5円台へ A大手銀行:中小

企業向け融資のきなみ不振 B米4〜6月期GDP:1.1%成長に急減速 Cペイオフ全面解禁

延期?一部修正? などでしょうか。

最近のマクロの指標では、「日本は底打ち」「アメリカも底固い」と出ていました。私も、両国

の経済環境は以前より上方トレンドではないかと思っています。今後もそのように推移していく

と思います。しかし、アメリカをはじめとして、こうスキャンダルが多くては……。目先、まだ

調整は続くかもしれません。秋口には世界経済の強い足音を期待したいです。

というわけで、最近私は、「外債」に資金をシフトするようになりました。円高ですしね。

豪$建て債券を物色しています。金利5%台。今後の為替動向には要注意ですが。あとは、

どこが「底」かを見極めて、株にいっきに投資!! 見極められるかな!?

                                 (2002.8.1)

 

 

 

<2002年1月24日:=前引け:日経平均=10183.72円(+142.81円)

                :TOPIX=984.63  (+9.43)

           :=大引け:日経平均=10074.05円(+33.14円)

                :TOPIX=980.44  (+5.24)

うーん……。なかなか日本に好材料が見あたらない……。

前日のアメリカ、ナスダック・ダウの上昇、円安(134円台突入)を受けて、とりあえずは堅調

な展開(ただ、ここのところ、大引けにかけて値を消すのが少し心配)。依然、TOPIXは

バブル後最安値の水準にあり、予断は許せない状況。市場は、短期売買の人が多いように見受け

ます。まだ、積極的には買いづらいというところでしょうか。市場環境を見渡すと、@雪印の不正

問題 Aダイエーの再建問題 B明治生命(業界4位)と安田生命(業界6位)のグループを

越えた合併 C大手ゼネコンの再編問題 などが注目されているように思います。ここにきて、

様々な動きが出てきていますが、これらは今まで日本が抱えてきた「うみ」をだすための「手術」

だと信じたいです。「夜明け前が一番暗い」と昔からよく言いますが、現在が「夜明け前」なのか、

それとも「更なる大底」が潜んでいるのか……。日本がんばれ! 小泉さんがんばれ!

今は、みんなで力をあわせて「痛み」に耐えましょう!(けれど、限界があるのも事実!)

そんなこんなで、わたしの投資状況もお寒い状態。一応勝ち越してはいますが、だいぶ資産の

目減りが目立ちます。いまは、株式・ミニ株・投資信託・外貨・社債等を幅広く取り入れ、リスク

の分散をはかっているところです。個人的には、「マック」・「スタバ」にがんばってもらいたい!

「キャッシュのほうが安全!」と思われているかたも多いとは思いますが、わたしは「ここら辺が

大底近辺」とみて、安く売りたたかれている日本の企業をひろって、2,3年後に花が咲いたら

いいな〜と思っています!!!             (2002.1.24)

 

 

 

<2001年8月9日:11754.56円(−409.11円)>

まあとにかく気持ちいいほどよく下がる……。前日の米国シスコシステムズの業績悪化の材料などで、

ナスダック・ダウともに大幅下落はあったにせよ、ここまで日本、売られますか……。

ここ数日はやっとアメリカのハイテク関連銘柄の底入れ感がでてきたこともあって、若干、日本の

株式市場は落ち着きをとりもどしていましたが、この頃の米国統計や社長・要人クラスの発言が、

また下向きなのもあって、下値不安が出てきた感が否めません。まだ、さらなる一段安、あるかも

しれません。とはいうものの、個人的には「小泉首相」にがんばってもらいたいです。外野からは、

「景気対策をしないから市場がそっぽをむいた」という声がよく聞かれるようになりました。けれど、

今、「痛みを伴った構造改革」をやらないと、間違いなく将来的には相場の下落、こんなもんじゃ

ないと思います。今は耐えて、投資家サイドからすれば、このような状態でも希望のもてる銘柄を

さがす、これしかないでしょう!!がんばっていきましょう!!

よく見てみると、ハイテク関連が売られている反面、ディフェンシブな銘柄、JR・電力・薬品と

いったところや、小泉改革の一つの柱である「都市再生」関連銘柄、電鉄・不動産などは意外と

堅調な動きをしていると思います。個人的には、「日本マクドナルド」・「吉野家」などに期待して

います。なんてったって、マック買いましたので!これから伸びる業態のような気がします!!

とにかく「逆風日本丸」、がんばれ!!ぼくは応援します!!!

                               (2001.8.9)

 

 

 

3月23日(金):12232.98円(+80.15)。とにかく、ここのところの相場、凄かった

の一言。週始めのほうは「いったいどこまでさがるのーー!!」という悲鳴があちこちから聞こえて

きそうな典型的な下げ相場。とりあえず、ここ2、3日は落ち着きを取り戻したようですが……。

米国の急激な景気の冷え込みによって生じたナスダック、ダウの下げ相場に引きずられ、日本を見て

みれば、政局・景気の混迷がよりいっそう増し、森さんは辞めるだの辞めないだの、首班指名選挙が

いつだの、株価対策がなんだの、とああだこうだといっているうちにこのありさま……。日本の偉い

方々にひとつお願い。なにか一つ道を絞り込んで徹底的に重点的に政策を実行してみては?あれも

やりたいこれもやりたい、で結局なにも結果でづ、ではまずいと思うのですが……。例えば、今一番

重要であろう「不良債権」の問題にメドをつける、なんてのはいかがでしょうか?

来週の短期的なポイントとしては、19日の「0金利にするか!?」:日銀の政策決定会合、それと

20日の「0.5〜0.75%の利下げ!もしかしたら1%??」:米国FOMC、ってとこで

しょうか。いずれにせよ、相場の柱も先行きも見えてこない株式市場。なかなか、「中期的にがっぽり」

とは難しそうです。あまりにも安値に放置されている銘柄を物色して短期売買、が賢明かも。

一応、私はこのスタンスで、ある程度は利益を出しています。

「夜明け前が一番暗い」とよく言うそうな。今がその時期だと信じたいものです!!

                              (2001.3.18)

 

 

 

11月22日(水):14301.31円(−107.15)。………。5日連続続落……。

年初来安値爆進中!って言っている場合ではない!! これ、本当にやばいですよ……。

アメリカ大統領選挙の混迷、日本の政局・景気の不透明、ダウ・ナスダックの不安定、そりゃー

不安材料をあげていけばきりはないでしょう。けれど、根本的に何かが違う気がします。

森政権が発足して、気がつけば日経平均は6000円以上下げています。確かに、現在の日本は

完全に景気回復の足跡は聞こえず、一時期の最悪期は脱したと言う状況。にしても、この下げ方は

異常です!!そんな意味で、20日に行われた「内閣不信任決議案」には非常に興味をもっていました。

「加藤さんに日本を変えてほしい!といわずとも、永田町に旋風を巻き起こしてほしい!」と考えた

有権者も多かったと思います。けれど結果は………。私は決して「アンチ自由民主党」ではありません

(自由民主党大好き!でもありません)。けれど、一回、政権を他の党に移さないと、現在の

「日本の危機」はのりきれない気がします。確かに森さんは、政策の失敗は目立つものはないけれど、

結果、日本のマーケットをはじめ、海外からの評価は悲惨なものが……。

とにかく、誰かが何とかしないと、日本は沈没!!(私の株も当然、沈没!?)

みんなが選挙に行って変えるしかないのかな!?(2000.11.23)

 

 

 

8月4日(金):15667.36円(−147.08円)。ここ最近、日本株はどうもさえない……。

確かに、ダウ・ナスダックともに調整色は強めているし、需給要因もあまりよくないという環境が

あるというのはわかるのですが……。どうも、「そごう問題」以降、一気に日本に対する不信感が

噴出しているような気がしてならないのですが……。大型株:情報通信などの指数銘柄に安値が目立

ちます。この辺の株は、「日本の根幹」とも言える業種。ここが売られていると言うことは、まだ、

本格的な景気回復は「まだだな……」と見ている人が多いからではないでしょうか。今が本当につらい

時なのかもしれません。後もう少しで明るい兆しが見えるような気がするのですが!!

来週は、日銀の金融政策決定会合があります。0金利は解除されるのでしょうか?短期的には、株式

市場にはマイナスでしょうが、これが解除されないと言うことは、日本の景気は「まだまだ」ということ

の裏付けでもあります。日本の底力、今こそ発揮してほしい!!

個人的には、○ガ、スクウ○ア、がんばれー。おれに快適な生活を!!!(2000.08.04)

 

 

 

6月23日(金):16963.21円(−142.80円)。総選挙を控えた週末、今週は1週間で

1000円近く上げましたし、ナスダック総合指数、ダウとも下げた、ということから考えましても

今日下げたのは妥当というところでしょうか。最近は,総合電気関連の株が堅調、銀行株が軟調という

傾向があると感じました。この1週間の上昇で一番のけん引役は「総合電気株」のような気がします。

そして、ここのところ思うのは、「IT関連株の終焉」です。とはいっても、これから間違いなく

伸びてくる分野。今までが過大評価でかつ勢いで買われすぎたのだと思います。総選挙後、多少波乱

な株式相場になるかもしれませんが、その後はますます「選別物色」の色合いが強まる気がしますが

皆さんはどう考えますか!?(2000.06.24)

 

 

 

6月9日(金):16861.91円(−142.43円)。99年度のGDP成長率は0.5%と

3年ぶりにプラス成長となりました。政府の予想は0.6%、資金を大量に注入したわりには、いまいち

というところでしょうか。これに、「外国人、2ヶ月連続売り越し」や「値がさのハイテク株が軟調」、

「政局の不安定」などの要因が重なり、なかなか買いをいれづらい状況なのかもしれません。

結局、ここのところ上昇している株といえば、中・低位でかつ好業績銘柄、つまり、個別物色の色合い

が強いように思います。相場の柱となる銘柄も見当たらず、当面は、一進一退の局面が続きそうな気が

しますが、みなさんはどう考えますか!?

私個人的には、「光通信」・「ソフトバンク」に注目していますが、以前に比べればだいぶ落ち着いて

きた感じがします。「光通信」、もう2000円下げたら、ぼちぼち買いかな!?「ソニー」も

そろそろいいかな!?(2000.06.10)

 

 

 

5月19日(金)の終値:ついに17000円割れ。なかなか下げ止まりません。今まで買われてきた

IT関連が大幅に売られています。この業種に関しては、今まで「買い」を入れてきた「外国人」が

一気に「売り」に転じたようで、これプラス、アメリカナスダック総合指数の長期にわたる調整も

あいまってこのような状況になっているのではないでしょうか。けれど、意外と上昇銘柄数が多いという

事実もあり、前面安とは言えないように思えます。というのも、低位の中・小型株や好業績銘柄には

比較的高い銘柄も多く、選別物色が一段と進んでいるからではないでしょうか。

個人的には「光通信」・「ソフトバンク」がどこで下げ止まるかに注目しています。この両銘柄が

落ち着いてくれば、IT関連が全般的に落ち着いてきて、そこが「買い」になるような気がします。

けれどよくよく考えてみると、今の株価水準。これが本当の「日本経済の力」を反映しているような

気がします。「適正価格」だったりして!?(2000.05.20)

 

 

 

4月の後半から一気に値を下げて、気がつけば18000円割れ。ナスダック総合指数に引きずられ

あれよあれよと言う間に。やはり日本株、アメリカに依存している部分、大きいですね。5月に入って、

電気株を中心とする大型株(好業績銘柄)が牽引して、5月2日の終値:18500円弱。何か、先行き

の見えずらい展開になっています。IT関連が主導するのか、それとも新たな牽引役が出現するのか…。

4月のIT関連の投資信託、売り越しに転じたそうです。年はじめから買われすぎた反動が今になって

出てきたのでしょうか?いずれにせよ、IT関連も結構調整してきたので、そろそろ買い場と見るむきも

出てくるのではないでしょうか。それにしても、「光通信」・「ソフトバンク」、とってもheavyな

値動き。面白い!!そろそろ私も動こうかな!!

ちょっと話はそれますが、「金の価格」:結構お買い得なのでは!?私は、月々少しづつ買っているので

すが、これが結構いいペースで貯まる!!換金はもちろんのこと、ジュエリーやゴールドバーなど、様々

な物に交換できるので、意外と面白いと思いますよ!!おまけに、「金」は永遠に価値がありますし!!

(2000.05.02)

 

 

 

久々の更新になります。病院の研修も終わり、さあ、書くぞ! 気が付けば株価は「20000円」のせ

があり、情報通信関連が異常に高騰など、「二極化」はさらにエスカレートした様相を呈してきました。

ここ1週間は、情報通信関連も調整してきたようで、今週の株価は「情報通信の持ち直り」or「内需関連

物色」、どちらになるのでしょうか!?わたくしごとではありますが、この間に、情報通信の一角である

「ゲーム株」で結構な利益が出まして、その資金でまた某ゲーム株を買いました。個人的には、情報通信

の持ち直りを期待していますが、ただ「小バブル」のような気がしているのはわたしだけでしょうか?

あさっては、3月決算会社の「権利落ち日」。配当取りには電力株、JR西日本などは、かなり良い利率

ではないでしょうか?また、「大型株」もだいぶ持ち直しの兆しが出てきて、これからのマーケットは

目が離せませんね!!(2000.03.26)

 

 

 

後期実習が終わってみると、株価は一時19000円をつけ円は1ドル102円台と、本当に様が

がわりしてしまいました。しばらく更新していなかったので、何から書こうかと迷っていますが、

まずは、株式の2極化について。一見株式は好調のように見えますが、実際は通信・バイオ関連・

介護関連・国際優良企業に明らかに集中しています。つまり、値がさ株ばかりに物色が集中していて

中・小型株や低位株には買いはあまり見受けられません。資金がある方には値がさ株の上値おいも

できるかとは思いますが、私にはとてもとても……。私は今は「静観」しています。というのも、

私は、低位株を買っているので、はやく物色がまわってこないかなーと期待していますが、どうなる

でしょうか!? そして、この異常とも言える超円高。おかげで、外貨建て投信・MMFはぼろぼろ。

得をしているものは、「金」が下落していること、海外で買い物が安い、ぐらいです。けれど、これ

以上の円高がないと考えるならば、いまは、外貨建てものは絶好の「買い場」かもしれません。

(1999.12.11)

 

 

 

久しぶりに書きます。それにしても、株価が現在18000円を行ったり来たり。こんなにも早く

株価が高水準になるとは思ってもみませんでした。それだけ、世界の日本に対する期待の現れなのかも

しれません。けれど、日本の実体経済を考えるとき、これからも一本調子に上昇していくとは難しい

と私は考えますが、皆さんはどう考えますか!? 私事になりますが、ある第2地銀の株で、大損

を出してしまいました。銀行が当初出していた不良債権と金融監督庁の出した不良債権の額があまりに

も違いすぎる!! 銀行の情報開示、もっとしかりしてほしいです。それにしても、現在の買いの株

はなんだと思います!? 全体的に見て、どの業種も一様に高い水準にあると思います。資金のある

人は、値がさ株の上値追いもいいかもしれません。私は、今あまり資金がないので、チャート的に

みて、売られすぎている銘柄を買おうと思っています。

P.S それにしても電力株はお値打ちですね!! (1999.08.31) 

 

 

 

3月の上昇局面よりずっと上げ基調で、ついに5月に入り17000円をつけました。上がりだす

とこんなに早いものかと、ただただびっくりしています。4月頃、16000円をつけた時点で、

とりあえず調整するかな?と思っていたので、あの時買っておけば………と後悔しています。

まだまだ経験甘いな!とりあえず反省。ただ、ここのところ、さすがに過熱感が出てきてか、

16000円強のところを、行ったり来たりという感じです。ここから上へ行くにも下へ行くにも、

材料が必要な気がします。ふと思ったのですが、もしかして、電力株って安くありません?

北陸電力や北海道電力だと、配当利回りが2%強はありますよ!(5月21日時点)。

中・長期的に運用する人は、今が買い!という気がしますが、みなさんはどう思います!?

それと気になったのが、MRFの利回り。0.093%!(大和證券:5月20日までの平均)

郵便局の通常貯金の利回りより低い!!(0.100%)。これ1つを見ても、貯蓄性の高い

ものは、これから、あまり期待できないようです。

これからますます、個人の運用能力と知識が問われる時代となりそうです!!(1999.05.23)

 

 

 

ぼくは、株式投資をはじめてから、かれこれ、4,5年たちます。はっきり言って、専門知識

はないし、年がたてばたつほど、分からないことがどんどん増えてきました。ここでは、ぼくが

思っていることを、勝手きままに書いていきます。どうか、プロの人は見ないで下さい。

今年に入って、政府は、金融政策や大幅減税の政策を打ち出し、大量の国債を発行して、景気

回復を目指しました。春先になって、株価もだいぶ回復し、一時期よりは明るい兆しがみえつつ

あるように思います。政府の政策のよしあしはべつとして、今の株高は、ちょっと高すぎはしませ

か?と思う今日このごろです。おかげで、この1ヶ月で今まで持っていた株で収益はでましたが、

今度は、株が高すぎて、私のような、超小口投資家にとってはつらい!

というわけで、とうぶんは外貨MMFで、115円〜125円のレンジで、つつましく収益を

あげようと思っています。超低位株の値が下がってきたら、そのときに買おうかな!?と思ってい

ます。 (1999.04.17)

 


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